今日のまとめ(2023年7月11日)
皆様、本日のオンライン形意拳、お疲れ様でした。
今週は「新橋健康形意拳拾の型」のお送りしています。
拾の型は「蹦拳と鶏」(ぼんちゅえんととり)の動きを行うものです。
入念な準備運動と形意拳指導がセットとなっているため
5分程度の形意拳指導だけでなく20分程度の時間体を動かすことになっていて
自然とよい運動になっていることと思います。
■今日のポイント
・拾の型
・拾の型は蹦拳と鶏の動き。鶏の動きをベースにした型
・蹦拳は前に進む動きが特徴的であり、広い場所で鍛錬する機会があるのならば、後ろに戻らず前に進み続けてもよい。
・趟步(tàng bù たんぶー)。蹦拳で踏み出す前足の動き。相手の脚を意識して対応していく動きでもある。
・分争力(fēn zhēng lì ふぇんぜんりー)。弓矢が、張りつめた力が開放されて勢いよく打ちだされるように、蹦拳では、打ちだす直前の拳が重なる部分で力がため込まれ、それが開放されるようにして力ある攻撃が打ち出される。後ろの腕は後ろへ、前の腕は前に向かう力がここで溜められ、一気に開放される。
・蹦拳で打ち込まれた拳は最後に捻じりこまれ力の浸透力が生み出される。
・その他
今日は拾の型の前半、蹦拳について集中的に解説していただきました。前方に力を伝えて、車の衝突のような力を生み出すために、意識すべきポイントがいくつもあることがわかりました。これらを意識して鍛錬することで、よりレベルの高い拾の型の実践ができることと思います。
今後ともオンライン形意拳新橋健康道場をよろしくお願いいたします。
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